こんにちは
突然ですが、ロンドンに引っ越しました!
この1年ほどは日本といくつかの国を行き来するような生活をしていたのですが、やっと、しばらくの間は定住する形となり、その新居がロンドンです。
イギリスは2017年から2年ほど住んでいたこともあり、少し懐かしいような、馴染みのある場所でもあります。しかしコロナの前後ではやっぱり変わったことも多く、住むエリアも前とは異なるためフレッシュな気持ちです。
また旅行の記事も少しずつ書いていきたいなと思いつつ、ロンドンでの生活の様子も書いていけたらなと思っています!よろしくお願いしますー!
まずはロンドンでの家探しのお話をしていきたいと思います。
約1か月半の期間で合計12件のお家を見に行ってきました。どんな感じだったか書いていきます!
これからロンドンで家探しするよって人も、そうじゃないよって人も良かったら読んでみてね!
家探しの条件
まずは条件をいくつか。
・1ベッドルーム
・太陽光がたくさん入る(日当たりや窓の大きさ)
・最寄駅から徒歩10分以内
・ほどよく賑わっているエリア(住宅街で全然ありなんだけど、外歩いたら割とすぐレストランやスーパーがある感じ、落ち着きすぎてない)
・家具付き
・大きな冷蔵庫がある
・可動式のシャワーヘッド
・基本的にフローリング
・できれば2階以上
他にも家賃の予算諸々含めるといくつか条件があって、エリアもだいたいこの辺りがいいねと調べながら決めていきました。
条件は全てが絶対これ!ではなくって、できればこっちがいいというものも含みます。
さらに細かく言えば内見に行った時のエージェントさんの対応によっても、印象は大きく変わるなぁと思いました。これはどんな接客でも言えることですよね。
まずは感覚を掴むためにもまぁまぁ良さそうかな〜のお家を見に行くことに。
家探しに欠かせないウェブサイト
家探しに欠かせないウェブサイトで検索しました!
私たちが愛用していたのは Right Move です。
おそらくイギリス最大規模の家探しウェブサイトで、日本で言うスーモやホームズみたいな感じかと思います。
ウェブサイトでは住みたいエリア、家賃、ベッドルーム数などを入力して自分の条件に当てはまる家を探していきます。
他には Zoopla、OpenMarket、OpenRentなども見ました!
だいたいどのウェブサイトにも同じ家が掲載されているので、結局一番よく見ていたのはRight Moveでした。なかなか家が見つからなくて行き詰まったときに他のウェブサイトや不動産屋さんのウェブサイトも見ていました。
OpenRentはエージェントを介さず、個人大家さんと直接やり取りができるケースが多くって、エージェント手数料がかからないことが多いです。
何度かやり取りをして内見に行きましたが特に問題なく使えました。そして大家さんと直接だからか、メッセージのやり取りが早かった印象があります。実際にそこから家を決めたわけではないので、手続きまでは分からないです。
住みたい地域や家賃、部屋数などなどを入力して検索し、気になった物件があればメッセージを送ることができます。
メッセージの内容としては、私たちは興味あります!(内見に行きたいと思ったら)内見に行きたい旨を伝えて、自分たちのことも少し伝えました。引っ越しの理由や仕事のことなどです。
エージェントからはメールで返信がくる場合もあれば、電話がかかってくる場合もあります。もちろん既に応募がたくさんきている物件に関しては返信すら来ないこともありました。
これは本当にエージェントやタイミングによるかと思います。
電話のほうが圧倒的に早いので、イギリス国内で通じる電話番号を記載してメッセージを送ったほうがよりチャンスが増えると思います!人気な物件はやっぱり応募数も多くなるので、なるべく早い行動が吉です!
メールや電話どちらにせよ、さくっと内見の予約だけすることもあれば、家の条件や私たちのことについて聞かれることもありました。
聞かれた内容は
テナント数(何名で住むのか)
職業
会社名
年収
何ヶ月住む予定か
ペット/喫煙者の有無
引っ越しの理由
などなど、エージェントによります!
ちなみに内見に行ったほとんどの家が最低12ヶ月は住む契約でした。中には6ヶ月という家もありましたが、少数かなという印象です。
その他にも家賃に対して世代収入は最低限このくらい必要というボーダーラインがあるみたいで、年収を聞かれた際にそれを満たしているかどうかの確認をされたりもしました。
ウェブサイトには家の写真や家賃、カウンシルタックス(日本でいう地方税、住民税みたいなもの)など基本的な情報は掲載してあることが多いですが、不明な点は内見の予約をする時もしくは内見の際に確認していました。
内見時のチェックポイント
内見の際、毎回ビデオ撮影をしていいか確認し、携帯で全体のビデオを撮りました。内見の時間は5分あるかどうか、あっという間に終わることが多く、後になってあれここどうだったっけ?となってしまわないように撮っておくのがおすすめです。12件見に行きましたが全ての家でもちろんどうぞ!と言っていただけました。
そしてRight Move の掲載で不明な点があればエージェントさんに確認しました。
家の中で壊れているものがあれば修繕する予定があるのか、気になる点があれば聞いておくといいと思います。あとは内見時にまだ前のテナントが住んでいれば、どの家具を置いていくのか確認しておくといいと思います!家具付きの家を探していたため、例えばテレビや電子レンジは大家さんの物なのか、テナントの物なのか確認が大切です。
ただ内見の時間が結構あっという間なのもあり、あ、これ聞き忘れた!ということもありました。そんな時には後ほどエージェントにメールで確認しました。
他にも何組か合同で内見をするという家もあり、最大で4組と同時に内見をしたこともありました。あとは30分毎に内見の予定が詰まっている家もあり、その日だけで8件の内見があるよと言っていました。人気な物件は内見数も多く、その日の夜に家を借りたいです!とオファーを出す人が何人か集まれば早々に新規の内見をストップする家もありました。どうしようかな〜と迷っていると素敵な家はすぐに取られてしまう、かなり短時間での戦いだなと感じました。
内見は平日の昼間だったり、仕事終わりの時間帯だったりさまざまでしたが、ある程度の融通はきくかなという印象でした。
オファーしたって決まるとは限らない
私たちは3件オファーを出して、3件目で決まりました。
まず1件目はおそらくオファーを出すのが遅かったかなと思います。まだ内見からオファーまでのスピード感を掴めておらず、数日後にオファーを出したのかな。オファーを出して、その後に諸々書類審査や手続きが始まるのですが、そこでだめだった場合には次の候補者へと移るため、エージェントもはっきり他の人に決まりましたとは言えないタイミングがありました。さらに数日後に返事がきて、他の候補者に決まったとのことでした。
エージェントによっては、現在他に3組オファーが来ていて、もしだめだった場合には連絡するねという返信のところもありました。エージェントもオファーをすべてまとめて大家さんへ連絡して、決めてから審査して、と少し時間がかかることから一旦連絡が止まるため、もどかしくなるのですが気になる場合にはこっちから電話しちゃいましょう!メールだと返事はすぐに返ってこないことがほとんど。家探しでは圧倒的に電話が強いです。状況が分かればこちらも家探しを続行すべきか分かるので無駄な時間が省けます。ただ待っているだけだと時間がもったいないと実感しました。
2件目は結構な本命でした!
何が敗因かは分からないけれど、エージェントと話していて分かったことはもし他の候補者と差をつけたいのであれば、例えば6ヶ月分の家賃を前払いするとか、大家さんが掲げている家賃に少し上乗せした家賃でオファーすることなどが強いとのことでした。
もし掲載している家賃が自分たちの予算よりも下回っているようなら、少し多めに出せるよ!とアピールすることはプラスになるそうで、大家さんにとっても言い値よりも多く家賃がもらえるならこんな嬉しい話はないですよね。
それが絶対効果的かと言われればそうとも限らないみたいですが、やってみる価値はありそうです。
そして3件目!
10件以上見てきたし、そろそろ決めたいぞ〜というタイミングでした。
何が勝因だったか正直分からないのですが、内見に行ったその数時間後にはオファーを出すことを決め、連絡しました。その日は他にも内見に来る人がいるよと聞いていたので、おそらく翌日にはまとめて大家さんに提出したのかな?という感じでした。
そしてまたさらに数日後、いいニュースだよ!と、オファーが通ったとのことでした。
そこからはまずデポジットを支払い、ウェブサイトの掲載を止めるとのこと。そして必要書類を提出、審査を経て最終的に契約にサインをするという形でした。
やったー!
契約書は何十枚にも及ぶし、難しい英語もいっぱい出てくるし、スキップしたくなりますが、契約書なのでここは辛抱強くしっかり理解した上でサインが大切です。
不明点、契約書に記載してほしい内容などはすべてクリアにしてからサインしましょう!
そんなこんなで無事に家が決まりました。
12件という数が果たして多いのか少ないのかは分からないですが、人気な物件は早く決まってしまうのは世界中どこでも同じだなぁと感じました。もしロンドンでこれから家探しするよ!という方がいたら少しでも参考になれたら嬉しいです。
めげそうにもなるけど、きっといい物件が見つかると信じて!
最後までご覧いただきありがとうございました!